8月6日 仙台平和七夕始まる 「核兵器廃絶の願い」拡がる共感の輪

DSC_0727.JPG豪華な吹き流し3000本あまりが街を彩る仙台七夕。アーケード街の一角に「ノーモアヒロシマ」、「ノーモアナガサキ」の短冊をつけた5本の吹き流しがゆらりと風にそよいでいた。全国から寄せられた折り鶴で作った。核廃絶と平和を願って市民団体が続けている「仙台平和七夕」だ。
1976年仙台YMCAの有志の手作りで始まったこの活動、次第に共感の輪が拡がり全国の学校や、キリスト教会などから折り鶴が寄せられるようになった。
44回目の今年は140万羽の折り鶴が集まった。去年より30万羽多い。これまで協力してきた北海道岩内地区のユネスコ協会を中心とした活動が北海道新聞で紹介された。活動の輪が一気に拡がり北海道各地から42万7000羽が寄せられたためである。

折り鶴をつなぎ合わせて5本の吹き流しと、1万2000本のレイを作った。高校生やYMCA、宮城生協のメンバーが参加し、七夕見物の観光客にレイを配る活動が始まった。
DSC_0731.JPGDSC_0736.JPG写真下:海外から参加のボランテイアも。左・ノック・ジェムさん(ヴェトナム)、中央・アレハさん(コロンビア)。
レイを首にかけてもらった人からは「今日はヒロシマ原爆の日ですね」とか、「これは絶対に戦争をしてはいけないということです」と子どもに説明する人もいた。

レイ配りには海外からの参加者もいた。ヴェトナムから来たノック・ジェムさんと、南米コロンビアのアレハさんの2人だ。国際的な活動を続けているカトリック系のボランテイア団体「心の港」のメンバー。フランスに本部があり災害の復興支援などを続けているが、今回はホームレスの人々の支援などで来日していた。
ジェムさんは「多くの方々が心をこめてつくった折り鶴で、平和の願いを届けるのはとてもいいことです」と語った。

この日、広島で行われた平和記念式典で松井一実市長は「(一昨年国連で採択された)核兵器禁止条約に日本政府も署名・批准するよう」求めた。しかし、安倍首相は条約には一切ふれることはなかった。
直後の記者会見では、韓国政府批判を繰り返した。74年前の被爆、そして敗戦という冷厳な歴史に目をふさぎ、隣国への敵愾心をあおるこの人物。人種差別、はてはヘイトクライムをあおる米国トランプ大統領のコピーに見えてきた。
DSC_0741.JPGレイ配りには仙台市の尚絅学院高校をはじめ、東京の明治学院東村山高校、会津若松市の北嶺高校の高校生を中心に総勢70人が参加した。参加人数も去年より多い。
「平和の種まき」をモットーに続けてきた活動、共感の輪は確実に拡がってきている。(了)

この記事へのコメント

新宮
2019年08月08日 17:14
安倍氏はご指摘のとおり、トランプ氏に似てきました。言うことが大胆になってきた。見習っているのでしょうか。貴兄は信ずるところを言われ、頑張っておられる、頭が下がります。健康にはご留意を。