8月17日 仙台市荒浜 「皆さん帰れるよう 灯りを点そう」 貞山堀で灯ろう流し

仙台市荒浜地区の貞山堀で、送り盆恒例の灯ろう流しが行われた。元住民や支援の団体などでつくる実行委員会の主催。午後6時半、はるか西の蔵王連峰に陽が沈んだところで持ち寄った200個の灯ろうが水面にゆらりと揺れた。津波で壊滅的な被害を受け、無人の街となったあとも元住民たちは震災前からの行事を守り続けてきた。街灯が流され危険なため震災後は日中に…
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8月6日 仙台平和七夕始まる 「核兵器廃絶の願い」拡がる共感の輪

豪華な吹き流し3000本あまりが街を彩る仙台七夕。アーケード街の一角に「ノーモアヒロシマ」、「ノーモアナガサキ」の短冊をつけた5本の吹き流しがゆらりと風にそよいでいた。全国から寄せられた折り鶴で作った。核廃絶と平和を願って市民団体が続けている「仙台平和七夕」だ。 1976年仙台YMCAの有志の手作りで始まったこの活動、次第に共感の輪が…
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8月5日 仙台市蒲生 「ふるさとを見守ってください」 お地蔵さんに石碑を奉納

宮城野区蒲生地区の七北田川沿いに移設されたお地蔵さん。元住民たちでつくる「蒲生のまちづくりを考える会」が、来歴などを彫り込んだ石碑を奉納した。クレーンでつり上げられお地蔵さんの前の取り付けられた石碑は高さ1,1メートル、幅75センチ。蔵王の油石(あぶらいし)と呼ばれる、安山岩を磨き込んで川崎町の佐藤石材店が制作した。 この地蔵像は…
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8月2日 仙台港 新たなバイオマス発電計画 環境悪化を心配する住民から撤退要求の声

仙台港に住友商事が11万2000kwのバイオマス発電所・(仮称)仙台高松発電所を建設する計画だ。この説明会が隣接する多賀城市で開かれ、およそ70人の住民たちが出席した。当初、この発電所は四国電力と共同で石炭を主燃料に、木質バイオマスを30パーセント程度混焼する方式で計画された。これに対して仙台市が木質燃料の割合を増やすなどの意見書を付け…
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7月17日 七ヶ浜町 「当たり前の日常を大切に!」 高校生たち紙芝居で震災体験を訴え

七ヶ浜町立汐見小学校。同じ町内の向洋中学校の卒業生でつくる「きずなFプロジェクト」のメンバー、7人の高校生がやって来た。当時向洋中の教諭だった瀬成田実さん(現・名取二中)の指導で、自らの震災体験に向き合う活動を続けている。メンバーの小野寺美羽(みう)さん、優羽(ゆう)さん、双子の姉妹の被災体験をもとに紙芝居を制作した。2年生53人に…
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7月15日 仙台市荒浜 「震災を忘れない」 想いをリレーする高校生たち

茨城県から高校生グループが貸し切りバスで仙台市荒浜にやって来た。県立取手第一高校を中心に隣接の藤代高校の2人、大学生1人をまじえた総勢32人。2014年から続けている「東北復興支援バスツアー」で、今回で6回目となる。一行は震災遺構の荒浜小学校で、天井や壁が大きく壊れた教室や、アメのように曲がったベランダの鉄柵など大津波の脅威が刻まれた跡…
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6月23日 大川小学校 語り部ガイド 「生き延びる未来を手に入れよう!」

大川小学校で行われた語り部ガイドに再び足を運んだ。亡くなった74人の子どもたちの遺族を中心にした「大川伝承の会」の主催で、通算で24回目。毎回多くの方々がこの地に足を運ぶ。この日は、貸し切りバスで茨城からやって来た40人の団体など100人余が参加した。 共同代表の佐藤敏郎さんがこう語りかけた。佐藤さんは当時6年生だった娘さんを亡く…
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6月20日 仙台市蒲生 ”在宅被災者のきづな” 8年続く「手仕事グループ」

宮城野区蒲生の民家の一室で5人のご婦人たちが、手作りの腕カバーの袋詰め作業に追われていた。「つぎはぎすべっ茶」、仙台弁で”つぎはぎしましょう、お茶を飲みながら”という手仕事グループの定例会だ。腕カバーはシャツの袖口がぬれたり、汚れたりしないよう袖口を覆うもの。はぎれを縫い合わせて作った。30セットの注文が舞い込み発送準備をした。 この…
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6月2日 Intermezzo 仙台シンフォニエッタ演奏会 コントラバスの音色が聴衆魅了

仙台シンフォニエッタの第42回演奏会が開かれた。東日本大震災直後に1回休止したのを除いて、1998年の設立以来年2回の演奏会を重ねてきた。今回は管楽器の応援をいただいて、シンフォニーを中心としたプログラムだ。私はこのオーケストラの代表を務めている。 メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」で幕を開けた。若い頃スコットランドのヘブ…
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5月19日 仙台市蒲生干潟 9年ぶりに春の自然観察会 希少な渡り鳥確認

国指定の鳥獣特別保護地区・蒲生干潟で自然観察会が開かれ、親子連れなど100人余が参加した。市民グループの「蒲生を守る会」の主催。 冒頭の写真はハマエンドウの群落を観察する参加者。砂浜をはうように紫色の花を咲かせていた。 説明役の「蒲生を守る会」の熊谷佳二さん;「普通のエンドウは蔓(つる)で上へ伸びていきますよね。ハマエンドウは風…
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5月18日 仙台市蒲生 「みんなが集まれる建物」 上棟式で祝う

住民グループ「蒲生のまちづくりを考える会」の代表、笹谷由夫さん(72)が移転先に建設している建物の外壁、屋根が完成し上棟式が行われた。元住民や支援のメンバーおよそ40人が祝福に駆け付けた。施主の笹谷さんや、工務店の棟梁らが屋根の上から昔ながらのモチまきをして工事の安全と完工を祈った。 笹谷さんは七北田川沿いの自宅跡地に震災で亡くなった…
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5月2日 東松島市野蒜 ”こころの壁越えて” 震災を語り継ぐ若者たち

東松島市の旧野蒜小学校の校舎を改装した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA=キボッチャ」。東日本大震災の体験を語り継ぐ活動をしている、大学生らが語り合う「若者トーク あの日のいろんなこと」が開かれた。震災伝承に取り組む個人や団体でつくる「3・11メモリアルネットワーク」の主催。男女8人の若者が体験や想いを熱く語り、30人の”大人たち”が…
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4月25日 仙台市蒲生 「防潮堤に故郷のこん跡を」住民たちの願いかなう 銘板2枚取り付け

蒲生干潟と内陸を隔てる高さ7,2メートルの防潮堤(行政上の用語は河川堤防)。北側の650メートルの区間は去年の暮れに完成した。ほぼ中央にある日和山への遊歩道につながる階段を登り切った、防潮堤の頂上部分にかつての地名を示す銘板2枚の取り付け作業が行われた。60×40センチ、黒地のステンレス製の銘板に白字で書かれた地名がくっきり浮き上がる。…
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3月26日 石巻市田代島 女性建築士の熱意みのる 「臣屋阿部家住宅」登録有形文化財に

石巻市中心部から船で40分、田代島に渡った。周囲11キロメートル、およそ80人が暮らす小さな島だ。沿岸漁業が盛んだったが、近年は住民より多い推定で100匹のネコが住む「ネコの島」として知られる。 島の南東部、仁斗田(にとだ)地区の高台にある網元の住まい、「臣屋阿部家住宅(しんやあべけ)」がこのほど国の登録有形文化財に登録された…
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3月23日 学校防災を考えるフォーラム~「事前の準備が命を救った」”釜石の奇跡”を報告

冒頭の写真は釜石東中学校と鵜住居(うのすまい)小学校の旧校舎(2011年6月撮影)。海岸から700メートルほどの所に並んで建っていたが、570人の児童・生徒は津波襲来前に高台に避難して自らの命を守り「釜石の奇跡」と言われた。 この日仙台市で、東日本大震災の教訓を学校防災にどういかしていくかを考えるフォーラムが開かれた。宮城県議会の超党…
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3月11日 8年目の祈り モーツアルト・レクイエムに込めて

写真はいずれも前東北大学医学部教授・湯浅涼さん撮影。2019年3月11日、仙台市・電力ホール。 東日本大震災から8年、私たちは「祈りのコンサート」を開き、多くの犠牲者を悼み、地域の再生を願う祈りを会場を埋めた皆さんと共にした。「愛する人を亡くした悲しみや苦しみは、8年経っても癒されることはありません」 高坂知節実行委員長のあいさつに…
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2月17日 山元町 「教員・住民の準備が90人を救った」 旧中浜小で語り部を聞く会

震災後閉校した山元町の旧中浜小学校の校舎は震災遺構として保存されることが決まっている。語り部の活動を聞き、震災伝承のあり方を話し合う会合が開かれた。各地で震災を語り継ぐ活動をしている団体や個人でつくる「3・11メモリアルネットワーク」の主催。今回が4回目で宮城県内や、新潟県で活動をつづけている20人余が参加した。 震災当時、中浜小…
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2月14日 仙台市 津波だけでない 内陸部の「在宅被災者」にも届かない公的支援

「♪ 時が過ぎて行き 人が消えて行く  夢が滲む(にじむ)とき 闇を見上げる  時の流れ はかなくあなたを 運んで行く 夢の世界へと ♬♬」 布施明が歌うバラード「慟哭」の一節である。 この日訪ねた菅澤啓子さん(66)は、この歌が今の自分の気持ちを表していると言う。パソコンに取り込んだこの曲をよく聞く。か…
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1月20日 石巻市大川小 震災遺構の保存計画 「学校防災の視点」明言せず

東日本大震災で児童74人と、教師10人が亡くなった大川小学校の旧校舎について、石巻市は説明会を開き震災遺構として保存する基本計画を明らかにした。 説明によると、被災した校舎は壁や柱などはある程度の強度が保たれているので、手を加えずに現状のまま保存する。しかし、天井やベランダなどは崩れる恐れがあり内部に立ち入るのは危険なため、安全な距離…
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1月12日 仙台市蒲生 ”ふるさとの痕跡を防潮堤に” 住民たちが「銘板を付ける会」

かつて中野小学校脇にあった「蒲生のお地蔵さん」が七北田川沿いに移設されていた。海の安全や豊漁を願い、前と同じように東側、海の方向を向いているが、すぐそばに高さ7,2メートルの防潮堤(行政上の用語は河川堤防)がそそり立ち、海はおろか七北田川の川面も見えない。 蒲生地区は2022年度の完成を目標に、工場用地へ作り変える区画整理事業が進めら…
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