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zoom RSS 6月29日 仙台市新浜 ビオトープにメダカを放す ”生物多様性”を求めて

<<   作成日時 : 2018/06/29 22:10   >>

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仙台市新浜の住民団体が作った水田とビオトープに、関係者がメダカを放した。災害危険区域となった移転跡地内の0,9ヘクタールに、住民たちでつくる「カントリーパーク新浜」が賑わいを取り戻そうと整備した。メダカは南隣の井土地区で採取され、宮城教育大学の池で飼育されていたおよそ400匹。
2〜3センチに成長し、卵を抱くメスは腹がふくらんでいる。放されたメダカは田んぼの新しい環境に驚くこともなく、元気に泳いで散っていった。
水田とビオトープは化学肥料などは一切使わない。スシ米として隠れた人気のあるササシグレと、モチ米のミヤコガネを植えた。ビオトープには今月2日、色が変わる古代米を手植えした。田んぼをうるおすのは地下水。35メートルほど掘ったところで自噴した。
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写真上:メダカの群れ。下;抜いたのは雑草のホタルイ。
植え付けてから4週間ほど。稲は20センチほどに成長していた。順調だ。ゲンゴロウやオタマジャクシなどの姿も確認できるという。土地の生物が住み着きはじめている。
一方で、ヒエなどの雑草も生えていた。稲とほとんど見分けの付かない、ホタルイが厄介だという。間もなくきれい花を付けるので、この名がある。イ草の仲間。繁殖力が旺盛で引き抜くしかないという。

新たな住み家をえたメダカ。絶滅危惧種とされるが、環境さえ整えば繁殖力は強い。メスは1日おきに20粒ほどの卵を産む。加えて、ここには幼魚を食べるナマズやフナなどの天敵がいない。秋までには少なくとも400匹が、10倍の数千匹に増えるという。
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メダカはミジンコなどを食べて、田んぼの水質維持に貢献するか、ウンカなどの害虫を食べる。メダカが増えることで、かつてこの地域に当たり前のようにあった生物多様性が復活するという。

プロジェクトに協力する宮城教育大学の棟方有宗准教授(魚類学)はこう解説する。
「メダカが増えるとそれを狙って野鳥が来るようになる。それに伴って様々な虫が住み着くようになる。メダカは生物多様性の基盤なのだ」。
住民団体は水田の一部は冬も水を落とさない「冬水田んぼ」にすることにしている。イトミミズなどが繁殖し、渡り鳥の休み場になり地味が肥える。
かつて当たり前のようにあった生物多様性が、ここに復活する。(了)

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