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zoom RSS 8月6日 仙台市荒浜 砂浜に写真を並べる 「海辺の写真展」はじまる

<<   作成日時 : 2017/08/07 10:43   >>

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仙台市荒浜の砂浜に写真が並べられた。横30センチ、縦25センチの四つ切りの大きさで、少々の雨風でも大丈夫なように額に収められ、流木に立てかけられた。荒浜で活動する「海辺の図書館」が主催する写真展「荒浜の思い出」だ。メンバーの一人で写真愛好家の佐藤豊さん(80)の撮影した作品を中心に、知り合いなどから借り集めた震災前の写真など80点を4か所に展示した。
砂浜に並んだ24点はすべて佐藤豊さんが、震災後新たに撮影したもの。ここはかつての深沼海水浴場。仙台市でただ1か所の海水浴場で多くの市民で賑わったが、震災後はまだ再開されていない。

砂浜に並んだ写真のテーマは「早く戻ってほしい深沼海水浴場」。
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上の写真は水際で羽を休める6羽のウミネコ。1羽が飛び立とうとしている。震災で仙台湾岸は壊滅的な被害をこうむったが浜辺の自然は回復した。
下の写真は佐藤豊さんが気に入っている一枚。2年前の秋、波が浜辺に運んできたアワを撮った。シャボン玉のようなアワが色とりどりに輝いている。ちょっと強い風が吹けば消えてしまう。微風でなければこの瞬間は撮れないという。
支えとなる流木は、ここ2年ほどかけて探し集めたという。

砂浜を散策する人たちが、浜辺の写真を見て回っていた。台風5号の接近で風雨が激しくなりそうなので、いったん作品は撤去した、再度展示することにしている。
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防潮堤の内側、民間団体が建てた観音像わきの草原には、パネルに加工した写真15点を並べた。
こちらには震災直後の惨状を記録した写真と並んで、再生に向け歩み始めた荒浜を展示した。

朝焼けの空に浮かぶ観音像のシルエット。震災の犠牲者への鎮魂と、再生へ向けた祈りを伝える一枚だ。
今は内陸部の太白区に住む佐藤豊さんは、車で40分ほどの道のりを早朝何度か荒浜に足を運びシャッターチャンスを待ったという。
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写真;貞山堀わきの定時会場。右が「海辺の図書館」代表の庄子隆弘さん。
貞山堀わきには40点ほどの組み写真で、震災の前と後の荒浜の暮らしを表現した。貞山堀をゆったり行きかう小舟。かつて、荒浜には穏やかな暮らしがあった。
震災はそれを一変させた。しかし、少しずつだが畑での野菜作りや、漁網のつくろいなどに汗を流す人々に笑顔が戻った。
「海辺の図書館」は、荒浜という地域そのものが”コンテンツ”だ。つまり、訪れる人々にメッセージを発する主体だという主張を掲げてきた。
代表の庄子隆弘さんは「写真を単に記録として見るのではなく。荒浜という生の場所を背景に観ることで人々の想いがより強く伝わるのではないか」。こう話す。
海辺の写真展は、荒浜の現地で8月20日まで開かれる。そのあと、8月25日〜30日、青葉区一番町の東北工業大学ロビーでも開かれる。(了)

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