6月6日 仙台市新浜 多様な生物と共生・「仙台メダカ米」の田植え

仙台市宮城野区新浜地区、4年前から「メダカ米」の栽培に取り組んでいる「遠藤環境農園」の水田で、ひと月ほど遅い田植えが行われた。農薬を一切使わない水田にメダカを放して泳がせ、安全・安心なだけでなく、仙台平野に根付いていたはずの生物多様性とも共生した米づくりを目指すのが「仙台メダカ米」。 田植えが遅いのには訳がある。仙台平野では5月の連休…
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6月3日 Intermezzo 森まゆみ「暗い時代の人々」 現代に生きる私たちの覚悟を問う

何しろ、「教育勅語にもいいところがある」という言説が政治の場で平然と横行する時代である。言うまでもなく、”一朝ことがあれば天皇に一身を捧げよ”ということを国民=臣民に教え込むのが本旨である。安保法制や特定秘密保護法の強行成立。さらに、政権は共謀罪法の強行採決を目論んでいる。 危うさに満ちたこの時代を生きる私たちの覚悟を問う書に出会った…
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5月28日 仙台市蒲生 石炭火力発電所へ 市民が抗議のパレード

仙台市蒲生地区で建設がすすむ出力11万2000KWの石炭火力発電所、仙台パワーステーションに向けて60人余りの市民が徒歩で向かった。手に手に、「環境を守ろう」、「「杜の都を石炭の都にするな」などと書かれた風船を持っている。 仙台パワーステーションは関西電力と、伊藤忠商事の子会社が設立した。コストの安い石炭を燃やし、電力は首都圏に送る。…
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5月21日 名取市閖上 広大な造成地にようやく住民の姿~コミュニテイの形成が課題

写真;三角屋根の住民は、もっとも早く今年2月に入居した。「買い物できる施設がないのが不便」と訴える。 およそ5メートルの盛り土をして住宅用地の造成がすすむ名取市閖上地区。様々な曲折を経て、居住する計画人口2100人を目標に工事が始まったのは2014年10月だった。震災から6年、造成地の東端に近い地区にようやく自宅を再建して住民が住み始…
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5月20日 仙台平野の”農”に学ぶ サツマイモの苗植えを体験

写真上;田澤紘子さん提供。仙台市荒浜地区の畑で、サツマイモの苗を植える体験教室が開かれた。仙台市東部で震災の被害を受けた町内会などでつくる「せんだい東部復興市民会議」が主催。普段は農業とは無縁な家族連れなど20人近くが参加した。 用意されたのは春先から種イモから育てて、20センチほどに成長した「ベニアズマ」の苗。参加者のほとんどが…
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5月12日 仙台市  震災遺構・荒浜小に人の波 「残し、伝えること」の大切さ 

津波が襲った午後3時55分で止まったままの時計。体育館にあった。校舎2階の海側のベランダの鉄柵はねじ曲がり、一部が流された。震災遺構に指定され、一般公開が始まって10日余の荒浜小学校に足を運んだ。ウイークデーだが多くの人が訪れていた。市営バスも先月からここまで乗り入れ、1時間に一本程度運行し始めた。 荒浜小学校は海岸から700メートル…
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Intermezzo(4月29日) 仙台・定禅寺通り  若葉の下で「一箱古本市」

あっという間にサクラ前線が北へ去った。代わって定禅寺通りのケヤキの柔らかい若葉が芽吹いた。大型連休初日のこの日、恒例の「定禅寺ブックストリート・一箱古本市」に参加した。NPO法人「あったかこころねっと」が主宰、思い思いに所蔵本を持ち寄り遊歩道に17の古本屋が並んだ。我が家は2012年以来、6回目の参加。今年も「さくら書店」の店名で店開き…
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4月27日 石巻市雄勝 ”北限のオリーブ”植える 被災地を緑に

石巻市雄勝町にある「ローズファクトリーガーデン」に隣接した市有地で、オリーブの苗木の定植作業が行われた。作業には市役所の職員や、住民たち、それにボランテイアで参加した研修中のハウスメーカーの新入社員など総勢90人が参加。110本のオリーブを40アールほどの土地に植えた。 石巻市では地域の造園業者や住民たちと「北限のオリーブ研究会」をつ…
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4月23日 石巻市十三浜 ”被災地ににぎわいを”住民たち 「手づくり市」開く

石巻市北上町追波(おっぱ)で、住民たちが「手づくり市」を開いた。北上川の左岸、国道398号線近くに建つ「復興まちづくり情報交流館・北上館」の駐車場が会場。テント張りの屋台に農家の人たちが育てたトマトや長ネギなどの農産品、クラフトグループがつくった羊毛フェルトの手芸品などが並んだ。温かい豚汁は1杯150円、焼きそばやホタテご飯なども屋台を…
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4月2日 仙台港 ”杜の都を「石炭の都」にするな” 相次ぐ石炭火力発電計画に反発

仙台港にまた一基石炭火力発電所が建設されようとしている。仙台港の高松ふ頭に四国電力と住友商事が出力11万2000KWの「仙台高松発電所」(仮称)を建設する計画だ。2018年度後半に着工、2021年度前半の稼働開始を目指している。市民向けの説明会が開かれ、およそ150人が参加した。 事業者側は「被災地の復興に貢献したい」と前置きした…
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3月27日 被災地に生まれた震災文学 佐佐木邦子・「黒い水」を読む

仙台在住の著者、佐佐木邦子さんは昨年9月、病に倒れ亡くなった。68歳だった。1985年に発表した「卵」は芥川賞候補作に選ばれた。その後仙台を拠点に執筆活動を続けていた。「黒い水」は2012年1月「仙台文学」79号に発表、その後単行本として出版された。以前から読みたいと思っていたが、先ごろ立ち寄った書店に1冊あったのを見つけた。 東日本…
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3月11日  ”6年目の祈り” モーツアルト・レクイエムで捧げる

写真はいずれも、前東北大学医学部教授の湯浅涼さん撮影。2017年3月11日、仙台市・電力ホール。 6年目の3・11、今年も私たちは「祈りのコンサート」で犠牲者を追悼し、地域の再生を祈った。M9,0、あの巨大地震が発生した午後2時46分、客席、ステージの全員が黙とうを捧げた。『あの日は雪の舞う寒い日でした。その冷たい海水のなかでおよそ2…
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3月8日 仙台港 石炭火力発電所・説明会~”被災地を金儲けの道具にしないで”住民たち反発

仙台港に建設中の石炭火力発電所・仙台パワーステーションは今年10月の営業運転開始の予定だ。関西電力と伊藤忠商事の関連会社が経営母体で、首都圏に売電する。二酸化炭素の排出量が天然ガス2倍以上の石炭を燃やす。コストが安いからだ。 住民たちが環境汚染を心配して、アセスメントの実施などを度々求めてきたのに対し初めての説明会が開かれた。発電容量…
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2月25日 仙台市荒浜 「ひと・もの・場・こと」がキーワード~にぎわい再生を話し合う

「荒浜再生を願う会」の主催する荒浜アカデミアが開かれた。この日は仙台市秋保地区の工人グループ「手しごとAKIU」のメンバーで、仙台箪笥の工房をいとなむ熊野彰さん、グループのアドバイザーをしている東北工業大学ライフデザイン学部長の菊池良覺(りょうがく)教授、それに「オモイデアーカイブ」代表の佐藤正実さんが講師として発言した。いずれも荒浜の…
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2月19日 名取市閖上 手こぎ和船「さぐば」再建 貞山運河の観光開発に活用へ

「さぐば」は名取市閖上地区でアサリやシジミ漁や、渡し船などに活躍していた手こぎの和船。昭和30年代頃まで広く使われていたが、FRP船(強化プラスチック船)に押されて次第に姿を消した。貞山運河の再生や、利活用に取り組む民間団体「貞山運河研究所」が、南三陸町歌津の船大工に依頼して再建した。この日、東北工業大学で関係者に公開された。 再建さ…
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2月17日 仙台市蒲生 「舟溜り・お蔵跡の遺構」の保全 住民たちが要望

「舟溜り」石積みの発掘調査(2016年8月)。宮城野区蒲生地区では、去年の8月江戸期に作られた舟溜りの石積みが発掘調査で確認された。貞山運河を通って舟で運ばれてきた米や塩が、いったんここで荷下ろしされ小舟に積み替えられ仙台城下へ向かうための施設。仙台藩の「米の道」の重要な中継施設だった。石積みなどの遺構は確認後埋め戻されたが、この一帯は…
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1月19日 仙台市蒲生  ”現地再建は被災者支援の対象外”  住民たち”差別だ”と反発

仙台市蒲生地区は災害危険区域に指定されている。ここに自宅を修復して住んでいる住民たちが、仙台市役所で都市整備局の担当者と話し合いの場をもった。津波被災者には国などから最大300万円の支援が支給されているが、仙台市では今年度新たに被災世帯に20万円を支給する「津波被災者再建支援金制度」を設けた。ところが、移転せずに現地で生活を再建している…
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1月8日 仙台市荒浜  「里海 荒浜ロッジ」完成を祝う ~ 仲間の支援で再建なる 

仙台市荒浜、元住民たちの活動拠点となる「里海荒浜ロッジ」が完成した。新しい看板の除幕をしてみんなで祝った。黄色の矢印が分かりやすい。ロッジは一昨年(2015年)10月に何者かの放火で全焼。持ち主で「荒浜再生を願う会」代表の貴田喜一さん(71)が去年6月、独力で再建に取り掛かっていた。看板は利府町在住の美術制作者、佐竹真紀子さん(25)が…
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12月18日 仙台港  建設中の”石炭火力発電所は環境・健康に影響” 公聴会開催を!

仙台港で建設されている石炭火力発電所計画を考えようというシンポジュームが開かれた。副題に「知らなかった!蒲生干潟のすぐそばに建つなんて」とある。この問題を考える市民グループや、自然保護団体などが共催した。問題の発電所は関西電力と伊藤忠商事の関連会社、「仙台パワーステーション」が事業主。発電容量11,2万KW、来年10月操業開始予定だ。 …
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12月17日 仙台市蒲生 「舟溜り・お蔵跡」の遺構」 保護の必要性を確認~関係団体が会合 

蒲生・貞山運河沿いの「舟溜り・お蔵跡」想像復元図(郷土史研究家・新関昌利さん作成)。蒲生地区の「舟溜り(ふなだまり)」と「お蔵跡」は貞山運河を平田舟で運ばれてきた米や塩などの物資を、仙台城下に運ぶための中継施設だった。江戸初期につくられた。施設は昭和40年代にすすめられた仙台新港の開発に伴い、貞山運河とともに埋められた。 仙台市の文化…
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