1月1日 仙台市新浜 津波避難タワーで初日の出~鎮魂と地域再生を祈る

2018年の初日の出を、宮城野区新浜の津波避難タワーで迎えた。タワーは海岸から1,8キロと離れているが、高さは10,1メートル。計算上、高い分仙台では一番早く初日の出が見られるという。地元の住民が発案。午前6時に津波警報が出たという想定で、タワーへの避難訓練を兼ねた。およそ50人が屋上で日の出を待った。 心配だった空模様も、東の空にわ…
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12月17日 Intermezzo 仙台シンフォニエッタ演奏会 ヴィオラの豊かな音色が会場を魅了

仙台シンフォニエッタの第39回演奏会が開かれた。会場は若林区文化センター。奇しくも、私たちが1998年5月30日に第1回演奏会を行ったのと同じホールである。設立したばかり。開幕したら聴衆よりステージ上の演奏者の方が多かったというのが、語り草になっている。正直なところ、演奏のレベルもまだまだだった。しかし、音楽を心から楽しんで演奏し、その…
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12月9日 仙台市荒浜  海辺の銀河鉄道~”心の鉄道をつなごう!”

涌谷の才人、高橋耕栄さん作の「切符」。 仙台市荒浜の里海荒浜ロッジで、「海辺の銀河鉄道」という風変わりな題名のワークショップが開かれた。宮沢賢治に惹かれる一人として、題名に誘われて足を運んだ。主催は「WE(ウイー)プロジェクト」、地下鉄東西線の開通をきっかけに、沿線の地域おこしに取り組む市民グループだ。 「荒浜に鉄道が通ったら」を切…
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11月25日 名取市閖上 住民が立ち上げた「管理組合」~コミュニテイ再生に向け始動

名取市閖上の中央団地に、ひと足早いモチつきの音が響いた。宮城県労連などに加盟する労働組合などが主催する、被災地支援のインベントだ。集合型の復興公営住宅5棟が並ぶ団地の一画で、50人余りのメンバーがつきたてのモチや焼きそば、芋煮などをふるまった。 主催した団体の事務局、宮城一般労働組合委員長の鈴木新さんによると、集団移転で誕生した新しい…
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11月6日 牡鹿半島・表浜 6m防潮堤計画に住民反対~問われる「住民合意とは?」

石巻市の牡鹿半島の先端に近い表浜に足を運んだ。石巻市の中心部から車でおよそ40分。カキやワカメの養殖漁業を中心にした穏やかな港だ。先月から始まったカキの水揚げの真っ最中だった。水揚げされるカキは大ぶりな3年もの。外洋に近いため生育は遅いが、じっくり育つのでその分味はいいという。17戸がカキ、40戸がワカメ養殖に従事する。港はいま防潮堤計…
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11月1日 女流文学者・只野真葛と荒浜~二百年の時空超えた訪問記

江戸時代の後期、文化・文政期に仙台藩で執筆活動を続けた女流文学者・只野真葛(ただの・まくず)(1763~1825)は、仙台市の荒浜を訪れ紀行文を残している。「ながぬまの道の記」である。震災で大きな被害を受けた荒浜。元住民たちでつくる「荒浜再生を願う会」が、真葛とのつながりを考える集いを開いた。真葛研究の第一人者で愛知・大府市在住の門玲子…
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10月12日 山元町 地元ブランド目指すマコモダケ 今秋は不作で”足踏み”

山元町花釜地区の「ないとうファーム」、農園主の内藤靖人さん(32)がマコモダケの手入れ作業をしていた。マコモダケはイネ科の植物マコモの根元の茎がふくらんだ部分を言う。マコモは草丈が2メートルを越える。寄生する黒穂菌の作用で、茎の一部が肥大化し、この部分が食用になる。長さ30センチ、太さ7~8センチの白い作物だ。 タケノコに似た食感だが…
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10月9日 映画「願いと揺らぎ」を観る~震災を越え獅子舞を取り戻した人々

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017の5日目の会場に足を運んだ。我妻和樹監督の「願いと揺らぎ」を観るためである。宮城県南三陸町の波伝谷(はでんや)集落の東日本大震災後の歩みを記録したドキュメンタリー。2014年に発表した「波伝谷に生きる人びと」の続編だ。 200数十人が暮らしていた波伝谷集落は大津波で壊滅的な被害を受けた。80戸の住…
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10月6日 仙台市新浜 ”メダカ米”の稲刈り 夏の長雨に耐え輝く稲穂

メダカが泳ぎまわる田んぼで育った”メダカ米”の稲刈りが始まった。仙台市新浜の遠藤環境農園を主宰する遠藤源一郎さん(65)が育ててきた。午前中は南蒲生地区に借りた30アールの田んぼで刈り取り作業をした。甥で専業農家の山田良一さん(40)がコンバインを動かした。周りの田んぼでは9月中頃から収穫作業が本格的に進んでおり、遅めの稲刈りだ。 農…
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9月30日 石炭火力発電所への怒り拡がる~多賀城・七ヶ浜・塩釜の会設立

多賀城市の文化センターに隣接する塩釜市、七ヶ浜町の住民も含め180人余りが集まり、明日(10月1日)営業運転に入る石炭火力発電所・仙台パワーステーション(仙台PS)に反対する住民の会が設立された。仙台PSは関西電力と伊藤忠商事の子会社が仙台港に建設した。出力11万2000KW、コストの安い石炭を燃やし電気は首都圏に売る。健康被害や環境へ…
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9月27日 仙台市 石炭火力発電所に被災地の怒り 操業差し止め求め住民たち提訴

仙台港で来月から営業運転開始を予定している石炭火力発電所・仙台パワーステーション(仙台PS)に対して、周辺の住民たちが操業差し止めを求める訴えを仙台地方裁判所に起こした。仙台PSは関西電力と伊藤忠商事の関連会社が運営する。出力11万2000KW、コストの安い石炭を燃やす。 これに対して、124人の住民からなる原告団は、 ○排出される…
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9月14日 名取市閖上 またも移転迫られる「閖上の記憶」~活動拠点はどこに

東日本大震災後、「あの日 何が起きたのか 人々は どうなったのか」を資料展示や、語り部活動を通じて伝え続けている「閖上の記憶」。東京医療保健大学で看護士や保健士を目指して学ぶ学生10人が現場実習に訪れた。一行は閖上地区を襲った津波を記録した映像や、子どもたちが制作した「閖上の過去・現在・未来」と題したジオラマなどを見た。ジオラマは震災を…
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8月30日 山元町  「築堤」建設に合意~”住民の結束”行政を動かした!

再び山元町へ。山元町笠野地区で現地再建した集落の海側に、土盛りをして高さ5メートルの「築堤」を建設する計画について、住民への説明会が町役場で開かれた。上の写真は笠野地区。19世帯の住民が現地再建して住んでいる。 山元町は高さ7,2メートルの海岸防潮堤(第一線堤)に加え、現在の県道相馬・亘理線を内陸にルート変更した上、5メートルかさ上げ…
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8月22日 山元町 現地再建集落の海側に”盛り土”~住民と合意

写真は山元町笠野地区。現地再建した住民たちが住み続ける。 この日、山元町の町議会全員協議会が開かれた。席上、齋藤俊夫町長が笠野地区に新たに盛り土による「築堤(ちくてい)」を作る計画について、住民側と合意に至ったと報告した。 山元町では高さ7,2メートルの海岸防潮堤に加え、県道亘理・相馬線を内陸にルート変更した上、5メートルかさ上…
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8月19日 仙台市荒浜 ”海辺の暮らし取り戻したい” 貞山堀で灯ろう流し

仙台市荒浜の貞山堀(新堀)で、恒例の灯ろう流しが行われた。亡くなった人や、先祖を供養するお盆の行事で、「荒浜再生を願う会」のメンバーら旧住民が震災直後の夏に復活させた。震災で荒浜地区では180人余りが亡くなった。震災後は犠牲者を追悼するとともに、地域再生の願いを込め、毎年続けられている。 午後4時、浄土寺の住職の読経と、念仏講のご婦人…
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8月10日 仙台市蒲生 迫る防潮堤~「舟要の館 来年3・11に閉鎖」 鎮魂の場はどこに

仙台市の蒲生干潟の近くに建つ観音さまと、「舟要の館(しゅうようのやかた)」。元住民で「蒲生のまちづくりを考える会」代表の笹谷由夫さん(71)が、津波で亡くなった二人の息子さんなどの「鎮魂の場」として自宅跡地に自力で建てた。今月5日に開かれた住民たちの会合で笹谷さんが「舟要の館は来年の3・11で看板を下ろし閉鎖します」と述べ、出席したメン…
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8月6日~2  仙台平和七夕はじまる 若い魂が支える共感の輪

仙台七夕の初日は「広島原爆の日」に重なる。3000本余りの吹き流しにまじって、アーケード街の一角に「ノーモアヒロシマ」、「ノーモアナガサキ」の短冊をつけた5本の吹き流しが風に揺れていた。核廃絶と平和を願う市民団体が続けている「平和七夕」。全国から寄せられた折り鶴でつくられた。 「平和七夕」は、1976年仙台YMCAの勉強会に参加し…
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8月6日 仙台市荒浜 砂浜に写真を並べる 「海辺の写真展」はじまる

仙台市荒浜の砂浜に写真が並べられた。横30センチ、縦25センチの四つ切りの大きさで、少々の雨風でも大丈夫なように額に収められ、流木に立てかけられた。荒浜で活動する「海辺の図書館」が主催する写真展「荒浜の思い出」だ。メンバーの一人で写真愛好家の佐藤豊さん(80)の撮影した作品を中心に、知り合いなどから借り集めた震災前の写真など80点を4か…
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7月30日 蒲生干潟 開発=”復興”が脅かす”生物多様性”~動植物の宝庫を守れるか

仙台市宮城野区、七北田川の河口に拡がる蒲生干潟。国の特別鳥獣保護区で、海浜性の動植物の宝庫として知られている。「蒲生を守る会」の主催で自然観察会が開かれた。震災後毎年この時期にひらかれており4回目。 1,2回目の観察会では、壊滅的被害を受けた干潟が徐々に回復、なにより動植物の驚異的な復元力に感嘆の声が上がった。去年は住民や自然保護団体…
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7月23日 Intermezzo ”チェロの豊かな音色”会場を魅了 仙台シンフォニエッタ演奏会

仙台シンフォニエッタの第38回演奏会が開かれた。春と秋、年2回の演奏会。通常は5月か6月だが、会場確保が難しく暑さ真っ盛りの演奏会となり、夏らしいプログラムにした。指揮者は引き続き宮城教育大学教授の日比野裕幸さん。元仙台フィルの首席クラリネット奏者である。 幕開けはモ-ツアルトの「フィガロの結婚」序曲。当時の貴族社会の封建性を皮肉…
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