8月5日 「仙台平和七夕」の吹き流し 22か所で核廃絶訴える

DSC_0618.JPG仙台市役所ロビーに2本の吹き流しが飾られている。全国から寄せられた折り鶴で作った。核廃絶と平和を願って市民団体が続けている「仙台平和七夕」だ。
これまでは商店街の一角に飾ってきたが、この夏は新型コロナウイルスの感染防止のため仙台七夕自体が中止となった。しかし、今年も全国から100万羽を越える折り鶴が寄せられた。”平和の訴え”を途切れさせてはならない。メンバーが関係方面に協力を求めてまわった。
その結果仙台市役所をはじめ、トヨタ自動車東日本(株)みやぎ生協、仙台YMCAなど合わせて22か所に分散して折り鶴の吹き流しを飾ることができた。吹き流しはそれぞれの場で「核廃絶」や「新型コロナウイルスの終息」を訴えかけている。

1976年、仙台YMCAの有志が始めたこの活動は商店街に移る前は、仙台市役所のロビーで展示がスタートだった。奇しくも出発点の会場に戻ることにもなった。
今回は7か所の保育園の協力も得られた。そのうちの一つ、宮城野区の「乳銀杏(ちちいちょう)保育園」の玄関には4本の吹き流しが揺れていた。
DSC_0634.JPGDSC_0635.JPG写真;乳銀杏保育園玄関に飾られた平和七夕。
珍しい名前は、保育園のすぐ裏にある国の天然記念物に指定されている「苦竹(にがたけ)のイチョウ」に由来する。樹齢1200年のこの大イチョウは気根が乳房のように垂れ下がることから、「乳銀杏」と親しまれている。
この保育園では毎年の夏まつりで園児手作りの吹き流しを飾ってきたが、今年は平和七夕の4本が加わった。「ノーモアヒロシマ」「ノーモアナガサキ」と並んで、「世界が平和になりますように」とか「子どもたちが安心して遊べる日常が戻ってほしい」など、保護者の皆さんの願いを書き込んだ短冊が下げられている。

DSC_0632.JPG75回目の「ヒロシマ原爆の日」にあたる明日、保育園では平和絵本の読み聞かせをするとともに、120人の園児に折り鶴で作ったレイをプレゼントする。
核廃絶・平和の想いが未来を担う園児たちに届けられる。

政治の世界では、コロナ禍にまぎれるかのように「敵基地攻撃能力」など、平和に背を向ける議論が語られている。しかも臨時国会の開催を拒否したままである。
DSC_0623.JPG平和七夕を主宰する「”平和を祈る七夕”市民のつどい」代表の油谷重雄さん(77)はこう言う。
「いつもと違った形での開催となりましたが、私たちの活動の目的の一つは「平和の種まき」。つまり未来を担う世代に思いを伝えることです。中高生の皆さんも「三密」を避けながら自宅や学校で、吹き流しの制作などにあたってくれました。新しい形で活動の輪が拡がったと言えます」
コロナ禍に負けることなく、平和の訴えは途切れることなく続いている。(了)

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