7月19日 仙台市荒浜 海洋ゴミでアクセサリー制作 学生グループがショップ・店開き

冒頭の写真は左が代表の畠山紳梧さん(工学部4年)、右はメンバーの橘内(きつない)優太さん(経済学部2年)。
グループは2年前から、海岸で拾い集めたゴミを利用してグッヅをつくる活動を続けている。海洋汚染の元凶として問題になっているレジンペレットや貝殻、漁網の切れ端などを加工してネックレスや、ピアス、ミサンガなどに仕上げるものだ。
海洋汚染の実態を知る機会になるだけでなく、グッヅとして商品化・販売できる。ロッジの一角を借りて、週に4日程度ショップを開く。


東日本大震災後、多くの市民団体などが海岸清掃の活動を続けているが、こうした活動に参加するなかで海洋ゴミの再利用を思いついたという。
海岸には実に多様なゴミが漂着する。流木や、カキ養殖に使われる豆管というプラスチックの管。アカウミガメの遺骸は打ち上げられることもあり、小さな骨はグッヅの材料になるという。丸味のある貝殻が特徴のタカラガイは南方系なので、高知県の知り合いの研究者から譲り受け材料に利用している。

レジ袋の有料化ではとても押しとどめられないほどの、大量のプラスチックゴミを私たちの生活は海を汚し続けている。グリーン・リカバリーがようやく叫ばれるようになった。学生グループに活動はささやかなが貴重だ。

畠山紳悟さんはこう言う。
「かつてこの荒浜地区には住民たちの当たり前の暮らしがありました。ささやかなショップですが、荒浜地区に賑わいを取り戻す上で少しでも役立てればと願っています」(了)
この記事へのコメント
間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。2020年を悔い改めの年にしてください。携挙に取り残された後のセカンドチャンスは、黙示録14章に書かれています。