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zoom RSS 8月25日 山元町 住民手づくりの夏祭り 40団体が参加〜共感の輪拡がる

<<   作成日時 : 2018/08/27 09:50   >>

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「てら茶房夏祭り 2018」が開かれた。会場は花釜地区の普門寺。
住民の立場から地域の再生・復興に取り組む、「てらセン=おてら災害ボランテイアセンター」の拠点だ。お寺の本堂と境内には食べ物や、手工芸品を売る30余りのブースが店開きした。

ステージでは、町内や近隣から参加した10グループが歌や踊りを披露した。地元のご婦人たちは「花釜音頭」を披露した。地元で長く受け継がれてきたが、震災後住民が減るなかで廃れることを心配した有志が保存会を作って普及に当たってきた。
花釜地区の歴史や、自慢の風物を歌い込んだ3番までの歌詞に加えて、震災後の歩みや希望を歌った4番を新たにつくった。
伴奏の三味線を弾くのは住民グループ、「山元町震災復興・土曜日の会」代表の菊地正巳さん。地元の文化を守る活動でも活躍していた。
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この夏祭り去年に続いて2回目。震災後、山元町の復興支援を続けている「IVUSA(イビューサ)=NPO法人・国際ボランテイア学生協会」のメンバーの来訪に合わせて、この時期の開催となった。
170人が来訪予定だったが、今年は主力の120人は西日本の豪雨被害地の復興支援に回り、山元町には50人が来た。
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「内藤ファーム」店主の内藤靖人さんはサラリーマンから農業者に転身した。埼玉県から山元町に移り住み、1ヘクタール余の田畑を耕作する。朝獲りの米ナスやキュウリが店先に並ぶ。焼きトウモロコシは1本300円。炭火での焼き立てが香ばしく、美味しかった。
暑い境内でカキ氷が大人気だが、シロップはやはり特産のイチゴ味。

山元町の人口は震災前、1万6000人を越えていたが現在は1万2300人に減った。JR常磐線の復旧の遅れなどから、仙台方面への通勤・通学の足を失った住民たちの多くが町外に移り住んだためだ。町は「コンパクトシテイ」を旗印に集団移転地を3か所に限った復興事業をすすめるが、住民の声に耳を傾けない行政の姿勢には批判の声が少なくない。
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夏祭りの仕掛人は普門寺の住職、坂野文俊(さかのぶんしゅん)さん(55)。
津波で大きな被害を受けた海側の浜通りにふたたび賑わいを取り戻したい。こんな思いから去年、祭りの開催を呼び掛けたところ予想外に反響があった。2回目の今回は共感の輪がさらに拡がり、参加団体が2倍に増えた。若手のメンバーが事務局やステージの運営を引き受けてくれた。

「震災から7年余、復興にはまだほど遠いが、あきらめない心が一番大事だ。イベントだけでなく、住民自らが新しい事業を考えていくことで交流人口を増やしたい。魅力ある街ができればいったん出た人も戻ってくるのでは」。坂野さんは期待を口にした。(了)

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