震災日誌 in 仙台  

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zoom RSS 8月18日 仙台市荒浜 8年ぶり”夜の”灯ろう流し 亡き人への想い今も

<<   作成日時 : 2018/08/19 23:44   >>

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仙台市荒浜地区では送り盆の行事として貞山運河で灯ろう流しが行われてきた。震災で無人の地区になった後も、元住民たちはしきたりを守り続けてきた。ただ、これまでは街の灯りがなくなり危険なので日中の灯ろう流しだった。運河周辺の道路整備がすすむなど安全確保ができた。8年ぶりに夜の灯ろう流しが復活した。

午後6時半を過ぎて陽がはるか西の蔵王連峰に沈んだところで、元住民たちが持ち寄った200個の灯ろうが運河にゆらりと揺れた。
ロウソクに灯をともされた灯ろうがボートから流され、川面をただよう。両岸に渡したロープに結んだ灯ろうが下流まで流れるのを止める仕組みだ。
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「あやねちゃん、中学2年になったよね。安らかに」、と書かれた灯ろうがあった。小学校2年で犠牲になったのか。肉親の想いは7年経っても変わらない。「時がいやす」という物言いはおそらく違う。

東京から今回初めて参加したという50歳台の女性に会った。これまでは仕事で休みが取れなかったという。荒浜にあった実家は流され、両親と妹さんが亡くなった。「やすらかに」と書いた灯ろうを流した。

震災から7年。人々の暮らしは元の落ち着きを取り戻したかにみえる。内陸部への移転や、公営住宅などへの入居はほぼ終わり、道路や農地の整備も着々とすすむ。
しかし、愛する者を失った心の空隙が7年の日々で埋められたとは、とても思えない。そのことを私たちは、こうした送り盆の行事で知るだけだ。
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貞山運河のほとりには、浄土寺の住職の読経と、元住民のご婦人たちの念仏講のご詠歌が流れた。河べりには照明替わりの提灯も下げられた。
震災前には提灯が張り巡らされ、屋台店も出たという。そこまで及ばないが、「だいぶ雰囲気は昔に近づいた」。元住民で荒井東の公営住宅に住む82歳の男性はこう話した。

昨年までと違って、今回運営は若い世代が中心となった。夜の時間帯のイベントになったこともあり、参加者は倍近くに増えrた。
地域の記憶と、亡き人への想いをつなぐ場。若い世代の人々が受け継いだことの意味は大きい。(了)

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